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安全にコンタクトレンズを使おう!大切な4つのポイントとは?

「コンタクトレンズは目に直接入れるため怖い」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、正しく装用していれば問題はありません。安全にコンタクトレンズを装用するために、ポイントを押さえておきましょう。

初めて使い始めるときは「よく見える状態」に慣れておく

これまで裸眼で過ごしていた方がいきなりコンタクトレンズを装用し始めると、見え方に慣れずに戸惑ってしまう可能性があります。コンタクトレンズを装用すると見え方がはっきりするのはもちろん、目に直接装用しているため視界がクリアになります。人によっては最初のうちは違和感があったり、気分が悪くなったりするなどの症状が起きることがあります。

おすすめの方法が、裸眼からいきなりコンタクトレンズにするのではなく、手持ちのメガネで「よく見える状態」に少しずつ慣れていき、それからコンタクトレンズに変えることです。段階を踏むことで見え方に慣れるため、コンタクトレンズを装用したときも早めに慣れることができるでしょう。

眼科で正しい装用方法を身につける!定期検査も欠かさない!

初めてコンタクトレンズを作る場合には、必ず眼科で検査を受けます。視力などを調べて最適な度数を知るだけでなく、「目に異常はないか」、「コンタクトレンズを装用しても問題ないか」などを調べます。現在は処方箋がなくてもコンタクトレンズを購入できる販売店もありますが、検査を受けずにコンタクトレンズを装用することは、非常に危険ですのでやめましょう。

眼科では、正しいコンタクトレンズの装用方法や装用時間などの指導を受けられます。決められたルールをしっかりと守ることが、目の安全を保ち、コンタクトレンズを快適に装用することにつながります。

コンタクトレンズの装用をスタートしてからも、定期検査は欠かさず受けるようにしましょう。視力が変わり、最初に作った度数のレンズでは見えづらくなっていたり、瞳が傷ついていたりする可能性があります。「自分の目はどのような状態なのか」を定期的にチェックすることで、目のトラブルを防ぐことができます。

無理な装用や規定を超える長時間装用は避ける

コンタクトレンズを装用する際に注意したいのが、「決められた装用方法や時間を守ること」です。

コンタクトレンズを装用するときに注意したいNGポイントをご紹介します。

・コンタクトレンズを装用したまま寝てしまう

眠っている間は目に涙が分泌されないため、目が乾燥した状態になります。コンタクトレンズを装用したまま眠ってしまうと、レンズが目に張りついたり、目の上の方へ移動して取れなくなってしまう可能性があります。

・期限が過ぎたコンタクトレンズを装用している

ソフトコンタクトレンズの場合、ワンデー、2週間、1か月と、短期間で交換するタイプが主流です。期限を過ぎても新しいレンズと交換せず、古いものを装用し続けるのは、目のトラブルを引き起こす原因になります。

・専用の洗浄液を使用しない

ワンデータイプのコンタクトレンズ以外を使用している場合、毎日のレンズケアが必要です。外出時や旅行の際などに洗浄液を忘れた場合、水道水で代用するのは非常に危険です。コンビニエンスストアーや薬局で携帯用の洗浄液を購入する必要があります。

独断で対応せず、異変を感じたらすぐに眼科へ!

コンタクトレンズを装用しているときに、「なんだか見えにくい」、「目が乾燥しがち」などの違和感を持つことがあるかもしれません。そのときに、「おそらく大丈夫だろう」と放置し、装用を続けるのはおすすめできません最も危ないのが、自己判断で対応してしまうことです。

正規品のコンタクトレンズは安全性が高いとはいえ、目に負担をかけていることには変わりありません。異変を感じたら無理をせず、早めに眼科を受診しましょう。

今回は、コンタクトレンズを安全に使うポイントについてご紹介しました。基本的なルールをしっかりと守り、安全で楽しいコンタクトレンズデビューをしましょう。