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視力検査の1.0って、何が基準になっているの!? (16081904)

「最近目が見えにくくなったかも」と気になった場合、早めに視力を検査しましょう。 学校の視力測定などで問題なく見えると判断される視力の基準値は1.0と言われています。 視力が0.6以下の場合には見えにくく感じることも多いため、メガネやコンタクトで視力矯正をしましょう。

視力検査の時に用いられる「C」のような図形はランドルト環と呼ばれるもので、1909年から世界中で使われているものです。 視力検査の結果、視力が0.6以下の場合には、メガネやコンタクトを利用した方がよいケースが多いです。



アルファベットのCに似た図形の大きさは世界共通

視力検査といえば、大小さまざまな大きさのアルファベットの「C」のような図形を見ながら、切れ目の向きを指し示す方法が一般的ですよね。 学校の視力検査でも使用されていた紙に印刷されているものが主流ですが、最近では機械を覗き込み、中に映るものを判別するタイプもあります。


この図形は「ランドルト環」と呼ばれ、1888年にランドルト博士という眼科医が発案したものです。 イタリアの学会で発表され、1909年に世界共通の指標になりました。 そのほかに、欧米にはアルファベットを組み合わせた「スネレン」と呼ばれるタイプもあります。 視力の基準値とされている「1.0」という視力は、直径7.5mm、幅1.5mmのランドルト環を5m先で識別できる状態のことを言います。



眼科で主流になっているレッドグリーンテスト

眼科などでメガネやコンタクトレンズを購入しようとした際、購入予定のメガネやコンタクトをかけて赤と緑の画面を見ながら行う視力検査もあります。この検査は一般的にレッドグリーンテストや赤緑テストと言うものです。二色テストと呼ぶこともあります。赤と緑それぞれの画面には数字や◎が描かれていて「どちらのほうがよく見えますか?」と尋ねられます。

 

これは視力を測定しているわけではなく、購入しようとしているメガネやコンタクトの度数が適正であるかどうかを測るテストです。赤色の光は波長が長く、反対に緑色は短いという光の性質を利用して作られていて、赤色のほうがはっきり見えれば適切、またはもう少し強くしても良いというサインになります。反対に緑色のほうが強く見えたら見えすぎのサイン。二色が同程度の強さに見えるのがベストです。

 

ただしバスやトラックの運転手やパイロット向け用のメガネやコンタクトになると、矯正の基準も変わってくるので運転をするお仕事に就いている人は、仕事で使う旨を伝えるといいでしょう。

 

ちなみにこれは近視基準であり、遠視の場合は逆になります。



メガネやコンタクトレンズが必要な視力はどこから?

メガネやコンタクトレンズは、視力がどれくらいまで下がると必要になるのでしょうか。

基本的に、1.0以上の視力があれば十分に遠方が見える状態ですので、メガネやコンタクトレンズを装用する必要はありません。 0.7~0.9の場合は日常生活を送るのに支障はありませんが、遠くのものが見えにくいと感じる状況があれば、その時のみメガネを利用するという選択肢があります。

 

ちなみに車の免許を取得する時には、裸眼、もしくはメガネやコンタクトを利用した状態で、両眼の視力が0.7以上あることが条件です。

 

0.3~0.6の場合は、少し離れた景色や文字などが見えにくくなっていることが多いため、メガネやコンタクトを利用することが好ましいです。

0.2以下の場合は、必ずメガネやコンタクトを使用する必要があります。


以上、視力の基準についてご紹介しました。一定以下の視力になった場合は、無理をせず早めにメガネやコンタクトレンズを利用することをおすすめします。



大人に最適な視力は1.0!見えすぎが負担になることも

子どもの頃は視力が1.5や2.0あったという人も多いかと思います。それに比べると1.0という視力は裸眼で生活できても、少し弱いような気がしますよね。しかし、メガネやコンタクトを使って1.0以上に矯正する必要はまったくありません。

 

見えすぎてしまうくらいの視力矯正を過矯正と言いますが、その域まで調整するとかえって目のなかの筋肉を過度に使ってしまい、目を疲れさせてしまうのです。こうなると眼精疲労の原因になります。

 

目で手元を見るときもあれば、100m先の風景を見ることもありますよね。その都度目はピントを合わせるために筋肉を使っているのです。遠くの景色がよく見えるようになると、近くのものを見るのによりたくさんの筋肉を使うようになります。1.0というのは近くも遠くも見やすい、最適な視力と言えるでしょう。

 

年齢を重ねると目の筋肉も衰えていくため1.0でも過矯正と判断され、0.8や0.7程度まで落とすこともあるようです。

 

ただし、車を運転する機会が多い人は遠くを見やすくするために、ある程度高い視力が求められます。視界不良になる夜間の運転であればなおさらです。メガネやコンタクトを購入するときには、装用した状態で1.2程度の視力になるように矯正してもらいましょう。

 

今回は知っているようで意外と知られていない視力検査の基準と理想の視力について紹介しました。自分の適正な視力を知るために、メガネやコンタクトを購入する前には必ず眼科を受診しましょう。


更新日:2016/08/19


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