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コンタクトの交換日は記憶に頼るのではなく記録を

2week、1か月タイプのコンタクトレンズを使っていると、交換日を記憶しておくのはなかなか難しいものです。

コンタクトレンズを正しく快適に使うためにも、今回は交換日をしっかり守れるような管理方法を紹介します。

アプリを使ってコンタクトの交換日を管理

使い捨てコンタクトの交換日を管理してくれるスマートフォンのアプリがいくつかあります。

コンタクトの使い初めの日を登録しておけば、交換日を知らせてくれたり、交換日までの残り日数を表示してくれたりするので管理が簡単です。 コンタクトの度数や購入したお店のデータなども記録しておくことができるので、コンタクトを次回購入する際にも便利です。

わざわざコンタクト管理専用のアプリをインストールするのは面倒だなという方は、Googleカレンダーを使う方法もあります。 Googleカレンダーは、コンタクト管理専用のツールではありませんが、次回交換日にお知らせする設定にしておくと、忘れることなくコンタクトの交換ができますよ。

アナログな方法でコンタクトの交換日を管理

ガラケーを使っている方や、アナログな方法が良いという方は、紙のカレンダーや手帳に書くという方法もあります。 ただ、通常コンタクトを付ける洗面台にカレンダーや手帳を置いている方は少ないと思いますので、コンタクト関連の動作の延長で確認できる「洗浄液の容器」にマジックで交換日と次回の交換日などを記録していく方法も良いと思います。

コンタクトの交換日を忘れないようにする方法は様々です。

その中から自分に合う方法を見つけて、しっかり管理をして、正しく快適にコンタクトレンズを使用しましょう。

使用期間と使用期限の違い

コンタクトレンズの使用期間と使用期限、どちらもよく似ている言葉ですが、実はこのふたつの意味はまったく異なります。

使用期間とは一枚のコンタクトレンズを開封してから、どれくらいの期間で使用できるのかを定めたものです。たとえばワンデータイプなら1日、2ウィークタイプなら開封後2週間、使用できるということになります。ただし、ワンデータイプは一度外したら再利用不可です。コンタクトレンズは一度開封してしまったら、たとえ使用期間にほとんど使っていなくても、期限が来たら新しいものに交換しましょう。


対する使用期限とは、使い捨てコンタクトレンズを未開封の状態で保管した場合に使える期限のことをいいます。ほとんどのレンズは包装箱やホイルの面に記載されているので、必ず確認して適切な場所で保管しましょう。

使用期限のチェックもお忘れなく!

使い捨てコンタクトレンズには使用期限があります。ワンデータイプを「次の日も使おう」と考えて、2weekタイプを「3週間や4週間使っても大丈夫」と思って装用すると、目に悪影響を及ぼすことも。

コンタクトレンズの使用期限とは、レンズの滅菌状態を保ち、安全・快適に装用できる期限を指しています。コンタクトレンズのパッケージには、滅菌効果がある液体が入っていますが、この効果は使用期限の間しか保証されていません。使用期限が過ぎたコンタクトレンズは、外見はきれいに見えますが、実際には汚れや小さな傷があったり、滅菌効果が薄れて菌が繁殖していたりすることが考えられるので、装用すると目に支障が出てしまうこともあります。

コンタクトレンズの使用期限は、ケースやパッケージに記載されている「EXP」という部分で確認できます。装用の際には、使用期限をしっかりと守りましょう。また、未開封のまま長期間使用しなかった場合にも、装用の前に使用期限をチェックする必要があります。

コンタクトの洗浄液や保存液にも使用期限があります

使用期限があるのは、何もコンタクトレンズだけではありません。コンタクトの洗浄液や保存液にもきちんと使用期限があり、説明書を読むとほとんどのアイテムには使用期限が明記されていることがわかります。たとえ未開封であっても、使用期限が決められている以上、それを過ぎてしまったら潔く処分しましょう。使用期限が過ぎたものを使うと目に影響が出る場合があります。

未使用のまま使用期限を過ぎてしまったということがないように、使用頻度の低いものはまとめ買いを避けて、単品購入をするようにしてください。そのほうがかえって経済的かもしれません。また、使用期限が決められていないコンタクトの保存ケースも長期間使っていると汚れが溜まりますので、洗浄液と合わせて定期的に新しいものへと交換しましょう。

また、どんなに使用期限を守っていても、ケアアイテムの使い方が悪いとレンズや保存液傷んでしまうかもしれません。たとえば、洗浄液の注ぎ口に汚れたコンタクトレンズや手が触れてしまうと、そこから雑菌が入って菌が繁殖する可能性があります。そのようなことがないように、使い方を守って清潔な状態を保ちましょう。

管理が面倒な方にはワンデータイプがおすすめ!

使い捨てタイプのコンタクトレンズのなかで、多くの方に使用されているのがワンデータイプと2weekタイプです。

ワンデータイプは、1日で使い捨てるコンタクトレンズです。

一方、2weekタイプのコンタクトレンズは、2週間で1枚のレンズを洗浄・消毒しながら使います。コストの面では、ワンデータイプのコンタクトレンズだと毎日使用することになるので、1か月に4,000円~6,000円の費用がかかります。対する2weekタイプのコンタクトレンズは、1か月にかかる費用が1,000円~2,000円なので、コストパフォーマンスに優れています。

ただ、2週間も同じレンズを使う以上、毎日の洗浄と消毒が欠かせないので、それが面倒だと感じてしまうこともあります。ワンデータイプは、1日で使い捨てるため、洗浄と消毒をする必要がありません。さらに、毎日新品のコンタクトレンズを使うことになるので、衛生的にも良いといえるでしょう。

管理が面倒だとお考えの方や衛生面を気にしている方は、ワンデータイプのコンタクトレンズがおすすめです。

自分に合った方法でコンタクトレンズの交換日を正しく管理し、いつも清潔なコンタクトレンズを使用しましょう。

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更新日:2016/03/10

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