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コンタクトレンズ用の目薬と装着液の違いとは?正しく使い分けよう!

コンタクトレンズの装用時は目薬が手放せないという方、コンタクトレンズ専用の目薬を使用していますか?目薬以外にも装用の手助けをしてくれる、装着液があります。各社からさまざまな種類の目薬や装着液が販売されておりますので、自分に合ったものを見つけてみてください。

装用の手助けをしてくれる装着液

コンタクトレンズがなかなか装用できないときや、痛みを感じるときに試していただきたいのが、装

着液です。目薬と違い装着液は、レンズを装用する前にレンズに直接垂らして使用します。

直接レンズにうるおいを与えることで、容易に心地よく装用することができます。

忙しい朝、体調が悪く何度やってもレンズが入らない、装用できてもゴロゴロした不快感がある、といった経験のある方は多いのではないでしょうか。毎朝難なくピタッと装用できたら、うれしいですよね。

装着液はスムーズにレンズを装用するのが主な役割ですが、なかには保湿成分により乾きを防いでくれるものもあります。コンタクトレンズの2大トラブルとも言える、装用時の痛みと乾きを解決してくれるものであれば、まさに一石二鳥のアイテムなのではないでしょうか。

目薬と装着液の違いとは?

まず根本的な違いは、目薬は医薬品であり、目にトラブルがあった際に使用します。一方、装着液は医薬部外品です。潤滑油的な役割をするもので、コンタクトレンズの装用前に使用します。

使用方法も、目薬は直接目に差しますが、装着液はレンズに垂らすといった違いがあります。

目薬はコンタクトレンズが乾いたときにうるおいを与えるものですが、装着液はコンタクトレンズが乾く前にうるおいを補給しておくものです。

目薬の場合は種類によってレンズ内に留まりにくくうるおいが長続きしないものがあり、その場合、何度も目薬を差す必要があります。


装着液の場合は、うるおいが持続されるようにつくられたものですので、効果の持続が期待できます。また、女性の場合アイメイクをしていると、目薬を差す際にメイクが落ちて目の中に入り込んでしまう可能性がありますので、メイク前に使用する装着液がおすすめです。

目薬はコンタクトレンズ用を選ぼう!

市販されている多くの目薬のパッケージの裏を見てみると、防腐剤が入っていることが分かります。防腐剤は、目薬の容器内で雑菌を繁殖させない役割を果たしてくれる反面、角膜に傷を与える原因となってしまうことがあるのです。

コンタクトレンズ、とりわけ柔らかく水分を含みやすいソフトコンタクトレンズは、この防腐剤を溜め込んでしまう性質があり、角膜に障害を起こしやすくしてしまいます。コンタクトレンズを装用していると、当然裸眼のときよりも角膜の負担は大きく、防腐剤の影響を受けやすくなっています。

コンタクトレンズ専用の目薬には、防腐剤が含まれていないものがほとんどですので、安心して使用することができます。装用時に目薬を使用する場合は専用のものを、そして成分のチェックも忘れずにするようにしましょう。

公開日 2019/3/15