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短期間で交換する使い捨てコンタクトレンズとは

現在、コンタクト市場は使い捨てコンタクトレンズが主流です。短期間で交換できるため衛生的で1枚あたりの価格も安いです。種類も豊富で、1日で使い捨てるワンデータイプや2週間ケアをして使う2WEEKタイプなどがあり、それぞれ特徴があります。

コンタクトレンズには年単位などの長期で使用するものと、1日や2週間などの短い期間で新しいものと交換する使い捨てタイプのものがあります。

使い捨てコンタクトレンズはまだ歴史の浅いコンタクトレンズです。 しかし、外出するときやスポーツをするときだけつけられるという手軽さが好評を得て、現在ではコンタクトレンズ使用者の7割ほどが使用するほど人気を博しています。

現在の主流は使い捨てコンタクトレンズ!

昔は使い捨てコンタクトレンズがなかったため、定期的なケアが必要で手間もかかり大変でした。

現在は使い捨てコンタクトレンズが主流です。 万が一無くしてしまったときも新しいものを安価で購入できたり、ワンデータイプのものなら外した後のケアの必要もなかったりと、その手軽さが人気の秘訣です。

使い捨てコンタクトレンズは常に新しいものを使用するため、1~2年などの長く使うタイプのコンタクトレンズに比べて汚れの蓄積を気にすることなく使えるので安全です。

それでも、使い捨てコンタクトレンズは定められた期間をしっかりと守って使うようにしましょう。

例えば、ワンデータイプのものを次の日も使うと、目に痛みや痒みが生じ、目の病気を患ってしまうこともあります。

使い捨てコンタクトレンズのワンデーと2WEEKの違いとは

使い捨てコンタクトレンズには主に1日で使い捨てるワンデータイプのものと開封後2週間ケアをしながら使う2WEEKタイプのものがあります。

ワンデータイプのものは、1日で使い捨てるのでケアをする必要もなく毎日新しいものを使うため、コンタクトレンズのなかで最も衛生的なものと言えます。 その反面、2WEEKタイプのものと比べてレンズ1枚あたりのコストがかかる面もあります。 しかし、ケア用品を購入する必要もないため、とても手軽なコンタクトレンズです。

2WEEKタイプのものは2週間同じものを使用するため毎日ケアをする必要がありますが、1枚あたりのコストはワンデータイプのものよりも安価です。 1年間2WEEKタイプのものを使用し続けたと仮定した場合、ワンデータイプのものを使用し続けた場合と比べて三分の一ほどの費用に抑えることができます。

ワンデータイプは清潔でケアをせずにつけられる手軽さが魅力であり、2WEEKタイプは費用を抑えられるだけでなく性能も優れており、コストと性能のバランスが取れているのが魅力です。

2WEEKだけじゃない!定期交換タイプレンズの特徴

2WEEKタイプ以外にも一定期間繰り返し使用できるのが、マンスリー、3マンスタイプのコンタクトレンズです。

マンスリーであれば最長1か月間、3マンスであれば3か月間で交換。どちらも毎日使用していない場合でも、開封から定められた期間で交換する必要があります。

マンスリータイプは、いつから使用しはじめたのかが覚えていやすく、交換の時期がわかりやすいのがメリット。いつ交換したか忘れてしまう・・・という方にぴったりです。

3マンスタイプは季節の変わり目で交換の時期がくるので、シーズンごとに新しいレンズに交換できます。

どちらも、2WEEKレンズと同様毎日のケアが欠かせないため、ワンデータイプより手間がかかるレンズでもあります。長期間になるほど汚れの付着も多くなるため、毎日のすすぎ洗いにプラスしてタンパク除去のケアも必要。

毎日のお手入れが面倒という方には不向きですが、ワンデータイプよりもコストパフォーマンスが良いため、コンタクトレンズをより経済的に使用できるのも特徴のひとつ。学校や仕事など、毎日使用する方におすすめです。

普段はマンスリーや3マンスを使用し、旅行のときだけワンデータイプを使用するといったように、シーンや用途に合わせて併用するのも良いでしょう。

選ぶなら、酸素透過率の高いものを

コンタクトレンズを装用しているときには、レンズで黒目や角膜が覆われた状態になっているため、裸眼のときと比べると、どうしても瞳に酸素が届きにくい状態になっています。 角膜の部分には血管がないため、涙液を介して酸素を取り込む必要があります。


瞳に優しいコンタクトレンズを選びたいときは酸素透過性の高いシリコーンハイドロゲル素材のソフトコンタクトレンズを選ぶことをおすすめします。 シリコーンハイドロゲルタイプのコンタクトレンズは含水率が低く、レンズの水分ではなく直接レンズを通して瞳に酸素が届くため、酸素透過率は通常のソフトコンタクトレンズの数倍以上になります。

ただし、ソフトレンズよりサイズの小さいハードレンズの方が黒目を覆う面積が狭い分、酸素の供給量は多いです。

日常的に激しい運動をしない方やソフトレンズで目の乾きを感じる方は、ハードレンズの購入も視野に入れておくと良いでしょう。

適切なケアと正しい保存が大切

目の健康を保つためには、レンズを適切に扱うことが大切です。適したケア製品を用いて、正しいやり方でコンタクトレンズをケアしましょう。

装用したコンタクトレンズにはさまざまな汚れが付いており、そのまま放っておくと雑菌やカビが繁殖しやすくなります。そのため、適したケア用品を選び、取扱説明書に従って正しい手順でケアをすすめていくことが重要です。

また、コンタクトレンズを外すときに、手に付いた汚れがレンズに付着するのを避けるため、石鹸でよく洗った手でレンズを扱うことも大切です。

コンタクトレンズを外したら、手のひらで優しくこすり洗いします。力を入れすぎるとレンズを傷つけたり、変形させたりする恐れがあるので注意しましょう。

こすり洗いが終わったら、保存液を満たしたコンタクトケースに保管します。きちんとケアするためにも、レンズ全体がひたるようにたっぷりと保存液を使うことがポイントです。

コンタクトレンズを保存するケースも雑菌が繁殖しやすいので、使用の度にきれいに洗って自然乾燥させ清潔に保ちましょう。

年間でかかる費用の差

コンタクトレンズを使用するにあたり、費用は気になる部分です。 メガネの場合は一度購入すればしばらく使うことができるため、費用はさほどかかりません。 一方、使い捨てコンタクトレンズの場合は、定期的に新しいレンズを購入する必要があるため、あらかじめどれくらいの費用がかかるかを知っておくことをおすすめします。


例えばソフトコンタクトレンズの場合、1日使い捨てのワンデー2WEEKマンスリーの3つのタイプが基本です。

ワンデータイプとマンスリータイプで比較してみましょう。 ワンデーの場合は1箱に片眼30枚、マンスリーの場合は1箱に片眼3枚が入っていることが多く、毎回両眼分のレンズを購入する必要があります。

ワンデータイプの場合、1箱あたり2,000~3,000円程度です。 両眼分を購入すると1か月4,000~6,000円程度がかかることになり、1年で考えると48,000円~72,000円程度です。

マンスリータイプの場合、1箱3,000円~5,000円程度です。 両眼分を購入すると3か月分で6,000~10,000円程度となり、1年では24,000~40,000円程度になります。 もちろんメーカーや使用頻度などにより価格は変わってきますが、ワンデータイプの方が、便利で使いやすい分、費用はやや高めになっていると知っておいた方が良いでしょう。

今回は、使い捨てコンタクトレンズをご紹介しました。 用途や予算などから、自分に合うタイプの使い捨てコンタクトレンズを探してみましょう。

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酸素透過性の高さに加えて、「やわらかさ」と「うるおい」もあります。目にやさしく装用感も良い、ワンデータイプのレンズです。

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