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ソフトコンタクトの素材とは?

愛用している方にとっては、欠かせない存在であるコンタクトレンズですが、コンタクトの素材について疑問に感じたことはございませんか?

ソフトコンタクトは、保存液につけておかないと乾いて硬くなってしまうのに、なぜ装用中は柔らかさを保っていられるのでしょうか。

そんなソフトレンズを作る素材の秘密を公開します。

ソフトレンズの素材にも種類がある?

コンタクトの種類は大きく分けてハードコンタクトとソフトコンタクトがありますが、さらにソフトコンタクトの中でも使われている素材ごとにタイプが分かれます。コンタクトレンズの素材に水分が含まれている「含水タイプ」、水分を含まない「非含水タイプ」。最近よく使われているのが「シリコーンハイドロゲル素材」です。含水タイプや非含水タイプは名前から特徴を想像できますが、シリコーンハイドロゲル素材にはどのような特徴があるのでしょうか。

シリコーンハイドロゲル素材の特徴として、水よりも酸素透過性が高いことがあげられます。

酸素透過性が高いことによって目に多くの酸素が行き渡るため、「充血が起こりにくい」ということ、また、素材自体で酸素を通すことができるために水分を必要としないので(含水率が低いため)水分が蒸発しにくく、「乾燥しにくい」という2つの大きなメリットがあります。

一方で、脂質がつきやすいとも言われていますが、表面処理の方法等によって異なりますので、一概にデメリットであるとは言えないでしょう。

ソフトレンズを素材で比較してみよう!

ソフトコンタクトのケア用品を購入した時に、箱に「グループI~グループIV」という表記があるのをご覧になったことはないでしょうか。早速グループI~グループIVをそれぞれ比較してみましょう。

【グループI】非イオン性低含水

【グループⅡ】非イオン性高含水

【グループⅢ】イオン性低含水

【グループⅣ】イオン性高含水

先程あげたシリコーンハイドロゲル素材は、グループⅠまたはⅢに分類されます。

イオン性レンズは、マイナスイオンを含む素材で作られていて、プラスイオンを帯びた汚れを引き寄せやすい特徴があります。非イオン性レンズは、電気的な性質を帯びない素材が使われていて、イオン性ソフトコンタクトよりも汚れにくいことが特徴です。

高含水ソフトコンタクトの特徴としては、含水率(コンタクトレンズの水分を含む割合)が50%以上であり、水分が多く含まれているので酸素の透過性が高くなり、レンズの厚みが大きくなります。低含水ソフトコンタクトは逆に水分が少ないため、薄く作ることができます。

この素材の含水率と酸素の透過性には深い関係がありますが、レンズの厚みの薄い方が酸素の透過性が高いので、含水率だけではレンズの良し悪しは判断できません。

また、意外ですが、乾燥しにくいのは水分の少ない低含水タイプであると言われています。水分が多く含まれているほど、蒸発する水分量が増え、その分涙を吸収してしまうためです。

どのコンタクトが自分に合っているのかについては、眼科やコンタクトレンズ販売店へ相談することが必要ですが、これらの知識も参考にしてみてはいかがでしょうか。

公開日 2019/2/18

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