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短期間で交換する使い捨てコンタクトレンズとはコンタクトレンズは使い捨てがおすすめ!選び方のポイントと注意点

現在、コンタクトレンズ市場の主流は使い捨てタイプのものです。短期間で交換するため衛生的で、1枚当たりの価格が比較的安いことも人気の理由でしょう。

しかし、使い捨てタイプのコンタクトレンズは種類が豊富で、それぞれ特徴があります。また、正しく取り扱わないと目のトラブルをまねく可能性も否定できません。

そこで今回は、使い捨てコンタクトレンズを使用期間ごとに分け、特徴や選び方のポイント、注意点などを紹介します。使用期間に制限がないコンベンショナルレンズとの違いについても解説しますので、レンズ選びに役立ててください。

■使い捨てコンタクトレンズと長期間使用できるコンタクトレンズの違い

まずは、使い捨てタイプのコンタクトレンズと、使用期間に制限がないコンベンショナルレンズの違いについて解説します。

厳密にいうと「使い捨て」に当たるのは、1回しか装用できないワンデータイプのコンタクトレンズのみです。2ウィークタイプのものは「頻回交換ソフトレンズ」、マンスリータイプのものは「定期交換ソフトレンズ」と呼ばれることもあります。

しかしこの記事では、2ウィークタイプ・マンスリータイプなども「使い捨て」として解説します。

◇使い捨てコンタクトレンズには使用期間が定められている

使い捨てコンタクトレンズには、それぞれ使用期間が設定されています。

ワンデータイプは、毎日取り換えるタイプのコンタクトレンズで、外したらそのまま捨てるだけなのでデイリーケアが不要です。ただし、24時間使えるわけではなく、1度外したら同日内でも再装用はできません。

2ウィークタイプおよびマンスリータイプは、開封日から2週間あるいは1ヵ月間使えるコンタクトレンズです。使用期間は装用しない日も合わせてカウントするので、装用回数が少なくても期間が過ぎたら廃棄しなくてはなりません。期間内なら何度でも繰り返し使用できますが、使うたびに汚れが付着するため、デイリーケアが欠かせません。

◇コンベンショナルレンズは長期間使用できる

コンベンショナルレンズは、年単位で使用できるコンタクトレンズです。コンベンショナルレンズにはソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズがありますが、長期間繰り返し使用するためデイリーケアが必須となります。

レンズの寿命は、ソフトコンタクトレンズで1年~1年半程度、ハードコンタクトレンズで2~3年程度です。

◇コンタクトレンズは使い捨てがおすすめ

使い捨てコンタクトレンズとコンベンショナルレンズなら、使い捨てコンタクトレンズがおすすめです。

もちろん、コンベンショナルレンズにもメリットはあります。年単位で使用できるため、長く使えばコストパフォーマンスはかなり高くなるでしょう。しかし、使い捨てコンタクトレンズに比べると1枚当たりの値段が高く、紛失や破損、視力の変化などで買い替えると、かなりの出費を覚悟しなければなりません。

一方、使い捨てコンタクトレンズは使用期間が短いので、汚れが蓄積しにくく衛生面で優れています。価格が比較的安く、予備のレンズを用意しておくこともでき、紛失・破損の際も安心です。また、定期的に買い増し・買い替えすることになるので、度数変更もしやすいでしょう。

■【使用期間別】使い捨てコンタクトレンズの特徴

使い捨てコンタクトレンズは、使用期間によって交換のタイミングはもちろん、ケアの必要性やコストも異なります。どのように違うのか具体的に見ていきましょう。

◇ワンデータイプ

ワンデータイプの交換タイミングは毎日で、1度外したら再装用できません。デイリーケアは不要であるため、旅行や出張のときにも大変便利です。

毎日使用した場合の年間コストは、48,000~120,000円程度です。少し高いと感じるかもしれませんが、使用頻度が低ければ、コストはその分安くなります。週に2~3回程度しか使わない場合には、2ウィークタイプ・マンスリータイプよりも割安になる可能性もあるでしょう。

◇2ウィークタイプ/マンスリータイプ

2ウィークタイプ・マンスリータイプの交換タイミングは、開封日から数えて2週間後あるいは1ヵ月後です。期間内なら何度でも再装用できますが、期間が過ぎたら使用回数が少なくても廃棄しなければなりません。繰り返し使うためデイリーケアが必須で、ケア用品の購入も必要です。

ケア用品代込の年間コストは、2ウィークタイプで24,000~48,000円程度、マンスリータイプで32,000円程度です。使用頻度が高く、毎日のケアがきちんとできる方なら、2ウィークタイプやマンスリータイプのほうがよいでしょう。

◇3ヵ月ごとに交換するハードコンタクトレンズも

近年では、3ヵ月に1回交換するタイプのハードコンタクトレンズも販売されています。交換タイミングは開封日から3ヵ月後で、期間内なら再装用可能です。使用期間が比較的長いためデイリーケアが欠かせず、ケア用品も必要になります。

ケア用品代込の年間コストは、36,000~52,000円程度です。ソフトコンタクトレンズでは十分な矯正視力が得られない方、デイリーケアがきちんとできる方におすすめの選択肢といえます。

■【こだわり別】後悔しない使い捨てコンタクトレンズの選び方

使い捨てコンタクトレンズは、清潔さや手軽さ、コストパフォーマンスなどのこだわりに応じて選ぶと失敗が少なくなります。

◇清潔さ・手軽さ重視|ワンデータイプ

レンズの清潔さや取り扱いの手軽さを重視するなら、ワンデータイプのコンタクトレンズがおすすめです。

ワンデータイプは1度使ったらすぐに捨てるため、毎回清潔なレンズを使えます。デイリーケアが不要で、手軽に使えるのも大きなメリットです。

コストパフォーマンスが気になる場合は、旅行など特別なときだけ使用してもよいかもしれません。

◇コスパ重視|2ウィークタイプ/マンスリータイプ

コストパフォーマンスにこだわるなら、2ウィークタイプやマンスリータイプのコンタクトレンズを選ぶべきでしょう。

毎日のようにコンタクトレンズを使い、デイリーケアにきちんと取り組めるなら、より経済的な選択肢といえます。ただし、使用頻度が週に2日以下だとワンデータイプのほうが低コストになる場合もあるため、年間コストで比較するほうがよいかもしれません。

◇見え方重視|3ヵ月交換ハードコンタクトレンズ

見え方を大切にするなら、3ヵ月ごとに交換するハードコンタクトレンズがおすすめです。

ハードコンタクトレンズはソフトコンタクトレンズに比べて視力矯正力に優れ、乱視があっても安定した視力を得やすいのが特長です。また、長時間使用しても目の乾燥をまねきにくく、酸素透過性も高いため、目にかかる負担を軽減する効果も期待できます。

このようなことから、3ヵ月交換タイプのハードコンタクトレンズは、ソフトコンタクトレンズでの見え方に不満がある方や目にかかる負担を減らしたい方に向いています。

■使い捨てコンタクトレンズの注意点

低コストで気軽に使える使い捨てコンタクトレンズは便利なアイテムですが、使用にあたってはいくつかの点に注意が必要です。

◇使用期間を守る

使い捨てコンタクトレンズは、使用期間を守って使用しなければなりません。

使い捨てコンタクトレンズは、開封後に決められた期間が過ぎると、レンズが劣化したり感染症にかかったりするリスクが高まります。このようなレンズを使用すると、目にトラブルが生じることもあり、大変危険です。

ワンデータイプの使用は1回限り、それ以外の使い捨てコンタクトレンズの使用期間は、ブリスターケース開封日から数え始めます。使用した「回数」ではない点に注意してください。

◇しっかりケアをする

装用したコンタクトレンズにはさまざまな汚れが付いているため、放置すると雑菌やカビが繁殖しやすくなります。したがって、ワンデータイプのコンタクトレンズ以外は、毎回適切なデイリーケアをしなければなりません。

また、コンタクトレンズに触る前には、手指の洗浄をすることも大切です。その後、こすり洗いでコンタクトレンズの汚れを落とし、専用液ですすいだら、保存液を満たしたレンズケースに保管します。レンズケースも雑菌が繁殖しやすいので、使ったあとはきれいに洗い、自然乾燥させて清潔に保ちましょう。

◇定期的に眼科を受診する

使い捨てコンタクトレンズに限らず、コンタクトレンズを使用している場合は定期的に眼科を受診して、目の健康状態を医師にチェックしてもらう必要があります。

目のトラブルは、自覚症状が乏しいものも少なくありません。重篤なコンタクトレンズ眼障害は受診間隔が3ヵ月を超える方に多いといわれているため、気になる目の異常がない場合にも、3ヵ月に1回は眼科を受診しましょう。受診のたびに目の状態に応じたコンタクトレンズを処方してもらえば、より安心です。

■まとめ

使い捨てコンタクトレンズにはいろいろな種類があります。使用できる期間によって特徴が異なるため、違いを理解したうえで商品を選ぶことが大切です。

また、使い勝手の良さやコスト、見え方などこだわりたい内容によっても選ぶレンズは変わってきます。

しかし、自己判断でレンズの種類を変更するのは禁物です。コンタクトレンズの種類を変えたい場合は眼科を受診して、自分の目の状態やこだわりに合ったレンズを処方してもらいましょう。

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酸素透過性の高さに加えて、「やわらかさ」と「うるおい」もあります。目にやさしく装用感も良い、ワンデータイプのレンズです。

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