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カラコンの度あり・度なしの違い

コンタクトレンズは、本来視力矯正が目的ですが、最近はおしゃれのために度なしカラコンを付ける方も増えています。

視力に問題がないのでコンタクトは不要と思っている方も、度がないコンタクトレンズに挑戦することでおしゃれの幅が広がります。

本来、視力矯正が目的のコンタクトレンズですが、茶色・グレーなどの着色をしたカラコンは、瞳の色が変わって見えるのでおしゃれアイテムとしても使用されています。

度が入っているコンタクトレンズが主流ですが、度が無いカラコンがあるのはご存じでしょうか?

目は良いけれどカラコンをつけて印象を変えたい、おしゃれに見せたいという方は、度なしカラコンを使用することで叶えられますよ。

度なしカラコンとは?

名前のとおり、度なしカラコンはコンタクトレンズに矯正度数が入っておらず、視力補正がないカラコンです。

芸能人や人気モデルがプロデュースしたカラコンもあり、おしゃれアイテムとして浸透しています。

度なしカラコンは視力補正が目的でないので、以前は「雑貨」扱いとして販売されていましたが、直接目にふれるものなので法改正により、医薬品医療機器法の規制対象である高度管理医療機器となりました。そのため販売にあたっては都道府県知事の販売業の許可、販売管理者の設置が義務づけられています。

度ありカラコンとは?

度ありカラコンには普通のコンタクトや眼鏡と同様に視力を矯正するための「度数」が入っています。

単位は「ディオプタ−」と呼ばれ、コンタクトレンズの箱やパッケージに「D」と書いてある数値が度数を表します。

-0.25~-6.00までは-0.25刻み、-6.00以下は-0.5刻みで作られていることが多く、0よりも数値が小さくなるほど度が強いことを表します。

どの度数のコンタクトレンズを選ぶかは、自分で判断するのではなく、眼科で検査し処方を受ける必要があります。たとえカラコンであっても、自身の矯正視力の度数を確認して「度なし」か「度あり」が必要かを眼科医の指示を仰ぎましょう。

度なしカラコンの場合でも、コンタクトは直接目に長時間ふれるものです。

眼科医の指導のもと、自分にあった正しいものを選ぶようにしましょう。

公開月:2016/3