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肩こりと目の疲れは関係している?

「目が疲れると肩こりが同時に起きる」という経験をした人もいるのではないでしょうか。 目を酷使しすぎると、肩の筋肉が凝ってしまうことがあります。

長時間机に向かうことが多い人は、姿勢に注意して目と肩を疲れさせないようにしましょう。

目の疲れと肩こりは一緒に起こりやすい?

目の疲れと肩こりの症状には、関連性があります。 例えば、仕事で長時間パソコンに向かうことが多い人の場合には、「目の疲れ」と「肩こり」が同時に起きることがあります。

パソコンのモニターを長時間見続けていることが原因で、目の疲れやかすみなど、眼精疲労の症状が出てくるケースが多いです。 眼精疲労が起きる時には、目の筋肉へ負担がかかった状態になっているため、肩周辺の筋肉も同時に凝ることがあるのです。

また、机に向かっていると身体に力が入ってしまうことも多くあります。 長時間同じ姿勢で作業を続けることで肩の筋肉が緊張して血流が悪くなり、肩こりにつながるケースもありますので注意が必要です。

疲れにくい正しい姿勢を保ちましょう。

疲れ目や肩こりを防ぐためには、疲れにくい姿勢をキープすることが大切です。 仕事で机に向かう際は、無意識のうちに背中が丸まった猫背になりがちです。 できるだけ深く腰掛け、まっすぐ背筋を伸ばして座ることを心掛けてください。

机や椅子、パソコンの位置にも注意が必要です。 机が高すぎると、パソコンのモニターを見上げるような形になってしまうため、目や肩に負担がかかります。 椅子の高さを調整するなどして、机の上にひじを置ける程度にしておきましょう。

また、仕事に集中しているとついモニターに近づいた姿勢をとりがちです。 モニターと目との一定の距離をあけて、目を疲れさせないようにしましょう。

コンタクトレンズの度数は合っていますか?

肩こりの原因として、多くのものがあげられますが、コンタクトレンズの度数が合っていないため目が疲れて肩がこってしまうことは意外と知られていません。

自宅ではテレビやスマホ、職場や学校ではパソコンにタブレットなど、現代社会は目を酷使するものであふれています。一定のものを長時間見続ける機会が多いことで、目はとても疲れています。コンタクトレンズを作るときは、自分が見る頻度が高い距離に合わせて、見えやすさを調整しましょう。

例えば、「自動車の運転をすることが多い」、「パソコンを使う」、「遠くを見ることが多い」、「接客や営業で近距離を見ることが多い」など、見る対象やその距離もさまざまです。それらの違いによってコンタクトレンズの合わせ方も違ってきます。

自分のライフスタイルに合わせて眼科医と相談してみることをおすすめします。そしてつい集中してしまいがちですが、ものを見るときには、時間を決め、こまめに休憩をはさむようにしましょう。目を閉じてみたり、顔をあげて天井を見てみたりして、目の筋肉を緩めることも大切です。

目薬の選び方も大切です!

目の疲れや乾燥を感じたときは目薬に頼ることも大事です。しかし、目薬であれば何でもよいということではありません。目薬の成分によって、効果も変わってきます。

車の運転やパソコンなどで長い時間目を酷使している人には、ビタミンB12や、ネオスチグミンメチル硝酸塩が配合されているものを選びましょう。ピント調節機能を改善し、毛様体筋のコリを緩和します。コンタクトの装用や、乾燥で目への負担を感じるのであれば、コンドロイチン硝酸エステルナトリウムやタウリンがおすすめです。ダメージを受けた角膜を保護して潤いを与え、涙が蒸発することを防ぎます。

年齢を重ねていくことによる目の乾燥やかすみを感じる人は、レチノールパルミチン酸エステルや、L-アスパラギン酸カリウムが配合されているものを選びましょう。涙液を安定させ、かすみなどの症状を緩和してくれます。

今回は、目の疲れと肩こりの関連性をご紹介しました。 仕事中は、疲れにくい姿勢を習慣づけましょう。

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