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つけているとだんだん眠くなる? コンタクトと眠気は関係があるの?

コンタクトレンズを装用していて眠くなってきたら、眠気を覚ます対策を実践してみてはいかがでしょう。 目を動かすストレッチや保湿作用のある目薬をさしたり、疲れを軽減するためにコンタクトレンズを交換したりするといった方法があります。

なぜ装用中に眠くなるのか

コンタクトレンズを装用していると、眠くなることがあります。 その原因として考えられるのが、目の疲れです。 ものを見るとき、ピント調整をする際に毛様体筋という目の筋肉を使いますが、コンタクトレンズの種類によっては、装用中は裸眼のときよりも毛様体筋を酷使するので目の疲れが溜まりやすくなってしまいます。

また、目の乾燥も原因に当てはまります。 コンタクトレンズの装用中は、涙の量が少なくなって目が乾燥しやすくなります。 目の乾燥に伴い無意識にまぶたを閉じるようになり、それが眠気につながるのです。

コンタクトレンズが自分の目と合わないために、目の負担が大きくなって疲れることもあります。 コンタクトレンズの装用で眠気を感じてきたら、眠気を覚ます対策を実践しましょう。

目の疲れは、目をゆっくり動かすストレッチが効果的です。 乾燥していたら、保湿作用のある装着液や目薬を使用したり、室内の湿度を調節しながら適度な湿度を保ったりしましょう。

コンタクトレンズが合わないときは、レンズを変えるのも一つの方法です。 汚れによって装用感が悪化し目が疲れているときは、毎日新しいものを使う一日使い捨てタイプのコンタクトレンズをつけるのも良いでしょう。

目の疲れをとって眠気スッキリ

眠気を感じる理由は目の疲れからきていることが多いので、疲れをしっかりとってあげることで眠気を改善できるようになるかもしれません。

視力回復に効果的なツボ押し

私たちの顔やそのまわりには目の疲れを回復して視力を改善してくれる、さまざまなツボが存在します。

長時間のスマホやパソコンの使用で目の疲れを感じたらツボを指で押してみると良いでしょう。

特におすすめしたいのが両眉毛の真ん中の下あたりにある魚腰(ぎょよう)と呼ばれるツボ。

このツボを押すことで眼球の向きを変える外眼筋をほぐし、リフレッシュすることができるでしょう。

また、眉頭から2~3mm下の凹みがある天応(てんおう)のツボ押しも有効です。

このときには両手の親指の腹を当てて小指を除く3本の指で眉毛を挟み、親指にあたる骨を突き上げるようにして、20回×2セット押すと効果的です。

目頭の少し上にある晴明(せいめい)と呼ばれる部位もおすすめ。

左手の人差し指をこの部分に当て、突き上げるように20回×2セット押しましょう。

眼球体操で目のストレッチ

今は眼球体操ができるスマホのアプリも存在します。

アプリ画面に現れたものを目で追いながら焦点を画面に合わせる眼球運動アプリが人気です。

アプリを使うことで、上下左右まんべんなく眼球を動かすことができるでしょう。

目の周りを温める

目の周りを温めると血行が良くなり、酸素や栄養分がしっかりと運ばれて目の疲れをほぐすことができます。

ホットタオルやシートマスクなどを使って10分程度目の周りを温めるといいでしょう。

目薬をさす

最短かつ効果の高い方法は目薬をさすことです。

最近は目の疲れを緩和してくれる栄養たっぷりの目薬もたくさん販売されているので、自分に合うものを選びましょう。

パソコンやスマホ作業が続く日も2~3時間に1回程度さすとよいリフレッシュになります。

それでも改善しない?それって眼精疲労かも!

何をしても疲れ目が改善されない場合、眼精疲労の可能性を疑ってみましょう。

よく混合されがちですが疲れ目と眼精疲労は似て非なるもの。

疲れ目は基本的に目やその周りが疲れを感じる症状ですが、眼精疲労は目の疲れが原因で全身に疲れを感じる症状です。

その他にも頭痛や首のこり、充血を感じやすくなります。

眼精疲労は休息をとったり就寝したりしても解決されない場合があります。

もしも症状が続くようであれば眼科を受診するようにしましょう。

眠気に負けてつけたまま・・・は厳禁

眠気に負けてコンタクトレンズをつけたまま眠ると、目の健康に悪いのでやめましょう。

たとえ数分の昼寝であっても、コンタクトレンズをつけたまま眠ると角膜が酸欠を起こします。 角膜は寝ている間も酸素を必要としていますが、コンタクトレンズをつけたままだと酸素不足になり、長い間それを続けていると次第に角膜の細胞が失われて透明度が下がってしまい、いずれは視界が濁ってしまうこともあります。

また、眠っている間は目を閉じていても眼球が動くので、コンタクトレンズがずれて目を傷つけてしまうこともあります。

コンタクトレンズをつけたままで眠ってしまったら、目薬を差すなどして目を潤してから外しましょう。 無理に外そうとすると角膜を傷つけてしまうので、コンタクトレンズが外しにくい場合は眼科の受診をおすすめいたします。

今回は、コンタクトレンズと眠気の関係について紹介しました。 目の健康を長く保つためにも、眠る前には必ずコンタクトレンズを外しましょう。

ドライアイが原因の場合も。そのようなときはどうすれば良い?

コンタクトレンズの装用者がかかりやすいのが、ドライアイです。ドライアイの人は、日中に眠気に襲われた経験がある人もいるかもしれません。空気が乾燥したオフィスに長時間いる、パソコン画面を見て作業する時間が長い、スマートフォンで小さな字を見る機会が多いなどの場合、まばたきの回数が少なくなり涙の分泌量が足りなくなったり、涙が乾いてしまったりするため、ドライアイの症状につながることがあります。

そうなると、防衛本能として体が目を守ろうとして、まぶたが下がりやすくなる、目が疲れやすくなるなどの現象から、結果として眠気が起こりやすくなってしまいます。

コンタクトレンズの装用時に起きる眠気を防ぐ対策として、パソコンを使うときはモニターを目線の下に来るように設置すると、目が乾燥しにくくなります。また、コンタクトレンズ用の目薬の活用や、睡眠時間を十分とって目を休ませてあげることも効果的です。加湿器を使い、部屋が乾燥しないようにする工夫もおすすめです。

レンズを外したときに眠気がくることも。どうして?

コンタクトレンズの装用時ではなく、外したあとに眠気が起きる、というケースもあります。その理由としては、以下のケースが考えられます。

①レンズの度数や種類、素材などが合っていない

コンタクトレンズを初めて装用する際には、必ず眼科医の診断を受け、処方に基づいたレンズを購入することになっています。しかし、装用後に視力が下がった場合、現在の度数が合わなくなっていることもあります。また、人によってはレンズの種類や素材などが目になじまず、合わないことが原因で目が疲れ、眠気につながっていることも考えられます。

定期的に眼科の検査を受け、視力が下がっている場合は医師の診断に基づいて度数を変える、レンズの種類や素材が合わない場合は眼科医や販売員に相談するなど、早めに対策をとるようおすすめします。


②コンタクトレンズの装用に慣れていない

コンタクトレンズはメガネとは違い、直接目のなかに入れるため、装用をスタートして間もない人の場合、慣れずに目が疲れてしまうこともあります。無意識のうちに目に負担がかかっていることから、眠気につながることがあります。

実際に、コンタクトレンズを装用していると、裸眼に比べて目が乾いたり、涙の量が不足しがちになったりすることがあります。目の疲れを感じたら装用時間を短くする、メガネで過ごす日を作るなどするとよいでしょう。そのほかにも、まばたきの回数を増やす、目薬を使うよう心掛け、大切な目を守りましょう。

眠気に負けてつけたまま・・・は厳禁

眠気に負けてコンタクトレンズをつけたまま眠ると、目の健康に悪いのでやめましょう。
たとえ数分の昼寝であっても、コンタクトレンズをつけたまま眠ると角膜が酸欠を起こします。角膜は寝ている間も酸素を必要としていますが、コンタクトレンズをつけたままだと酸素不足になり、長い間それを続けていると次第に角膜の細胞が失われて透明度が下がってしまい、いずれは視界が濁ってしまうこともあります。
また、眠っている間は目を閉じていても眼球が動くので、コンタクトレンズがずれて目を傷つけてしまうこともあります。

コンタクトレンズをつけたままで眠ってしまったら、目薬をさして目を潤してから外しましょう。無理に外そうとすると角膜を傷つけてしまうので、コンタクトレンズが外しにくい場合は眼科の受診をおすすめいたします。

今回は、コンタクトレンズと眠気の関係について紹介しました。目の健康を長く保つためにも、眠る前には必ずコンタクトレンズを外しましょう。

更新日:2016/10/31

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